包材部

打田 幹隆

包材部部長 Interview

まずは簡単に自己紹介をお願いします。

1995年4月に東洋に入社し、営業として配属されました。当時はトラックに乗って配送をしながら営業もするというスタイルでした。
2010年に包材部の課長となり、その後現社長の東が社長になるタイミングで、私が部長を引き継ぎました。

包材部の事業内容と強みについて教えてください。

これまでは「食品を中心に」という言い方をすることが多かったのですが、最近では食品に留まらず、あらゆる包装・パッケージや、包装をする機械等の設備機器も含めての提案・販売を行っています。ありがたいことに創業から60周年を迎え、ますますお客様の業種は増えつつあります。
さまざまなパッケージをワンストップでお受けできるので、このパッケージはA社、この部材はB社という形で専門的に依頼すると叶わない、全体像を見ながらのスピード感のあるご提案が可能です。それぞれのメーカーの強みを比較しつつ、よりご要望に適したものを選択いただけます。

仕事の中で難しいと感じられる部分はありますか?

商社なのでメーカーとは違って、100%まで深く掘り下げて毎回の仕事を進められるかというと、必ずしもそうではないんです。メーカーの専門知識と求められるニーズとの間に立つ仕事というのは、何年経験してみてもやっぱり難しいなと思います。しかしながら、だからこそお客様に寄り添いながらできることもあるのだと実感しています。
機械に関して言えば、お客様のご要望はさらに千差万別ですから、メーカーの方と何度もやりとりをしながら、お客様と一緒になって知識を深め、商品を一緒に作り上げていきます。
重要な部分を担っているということで神経を使いますが、1回経験すると、次、その次へとつながっていくので、「これまでやったことがない仕事にチャレンジするように」と社員には伝えています。

お客様には「東洋というフィルターを通せば安心」と思っていただきたい

お客様から東洋に対してどんな印象を持ってもらいたいですか?

「東洋というフィルターを通せば安心できる」とお客様に思ってもらいたいですね。
東洋が持っている知識や経験から、「ここはこうした方がもっといいよ」とか、「これはちょっと注意したほうがよさそうだな」とか、そういったポイントを盛り込みながら、メーカーとものづくりをしています。
東洋に依頼すれば安心、東洋なら求めているものを提供してくれる、とお客様に思っていただけるよう、社員間での情報・経験の共有は密に行っています。

仕事をする上で大切にしていることや価値観は何ですか?

我々は商社なので、お客様がいて、その後ろに仕入れ先やメーカーがいるのですが、お客様だけでなくメーカーに対しても毎回きっちりと応えていくことを第一にしています。
「小さな約束を守り続ける」と言いますか、東洋さんに依頼すれば些細な質問であっても必ずしっかり返してくれる、とお客様・メーカー双方から思ってもらえるように動くことを常に意識しています。

お客様とメーカー、どちらに対しても小さな約束を守り続けていく

部下と接する上で意識していることはありますか?

お客様とメーカーの間に立つものとして、事実を確実に把握して、正確に伝達することが一番重要だと考えています。そのため、理解不足や確認不足については細かく注意して確認していますね。
また、お客様が求めているスピード感を捉えることも必要不可欠だと思っています。「あれ、東洋さんに依頼したけどまだかな?」と思われる前に反応できるようなスピード感で、常にボールが相手にある状態をつくるようにと部下には伝えています。

東洋が乗り越えるべき壁は何だと思いますか?

大手の商社さんがされるような、規模の経済を用いての安売りは苦手です。私たちは小さな会社ですから、「日本一の激安」みたいな売り方はどうしたってできないんです。そして、「日本一の激安」でないと販売ができないんだという自分たちの言い訳は、打破していかなければならない壁なのかなとも思います。
包材部のメンバーがまるでお客様の会社のスタッフのように信頼いただけて、ともにおなじ課題に向き合っていくことで、目に見えないコストをも軽減することが、包材部一丸となって達成したい目標です。そこに価値を見出していただけるように努力し続けることが大切ですね。
小さな会社だからこそ、しがらみもなく目一杯手を広げて、きめ細かやかな対応をすることが可能なのだと考えています。熱意や自由度など、東洋ならではメリットを活かして仕事の幅を広げていきたいですね。

小規模の会社だからこそのメリットを活かして新しいことにチャレンジしたい

包材部として果たしたいビジョンを教えてください。

お客さん側から東洋の名前を広げてもらう形で知名度が上がることが、私が一番望むビジョンかなと思います。
自分たちから発信することは当然大事なのですが、お客様からの評価や繋がりから、ご紹介いただくことによってまたお客様が広がっていくのが一番うれしいんですよね。
最近でもよくあるんですけど、「東洋ってレスが早いし何でもやってくれるよ」とか、「細かいことも一緒に考えてくれるよ」と評価を頂いた上で、お客様から東洋の名前を宣伝していただいています。
先ほどお話しした「小さな約束を守り続けること」を大切にできる社風を守りながら、さらに商圏を広げて、日本中のお客様のお役に立つ会社になればいいなと思います。

最後に、WEBサイトを見てくれている方に向けてメッセージをお願いします。

東洋にお声がけいただければ必ず何かをお返しすることをお約束します。
商品が消費者の手に渡るまでのプロセスを、お客様と一緒に想像・創造しながら仕事ができることを心より楽しみにしています。

お客様の評価や横の繋がりから仕事が広がっていくことが一番うれしい

Profile
取締役 / 包材部部長
大阪府大阪市鶴見区出身。
大学卒業後の1995年4月入社、包材部営業に配属。
主に食品メーカーを担当し、別注品フィルム・オリジナルラベル・包装機械を販売。規模や業種を問わず、関西一円で営業経験を積む。
2017年、包材部事業部長に就任。
趣味:釣り 映画観賞